色落ちを楽しめるウェアハウスジーンズ

LOT1000XX

WareHouse Lot1000XX ワンウォッシュ

 

LOT1001XXと並んでウェアハウス登場時の定番となっていたLOT1000XXはディテールやシルエットが一新されています。

 

生地は経ムラ6番、緯ムラ6番ということでウェアハウスのデニムとしては比較的ヘビーオンスなもので、コットンはアメリカのメンフィス綿です。

 

基本的にウェアハウスのデニムは100%インディゴ染料を使って染めますが、普通のデニムならデニムの染色は硫化染料で地染めするのが主流の中、100%インディゴ染料でロープ染色をしたウェアハウスのデニムは、当時のインディゴの抜けたような風合いと、味のある色落ちを再現しています。

 

デザイン的には、シルエットは700番をベースとしながら隠しリベットが通常タイプになり、フロントポケットがブラックデニムになっています。

 

股リベットとシンチバックは省略してありますが、フロントポケットはコバを多くした独特のクラシックなイメージが特徴です。

 

セルビッチ部分にはオレンジの糸を左右非対称に入れていますが、これは製品になった時にアウトシームに出るセルビッチラインが蛇行してそれぞれ個体差があるので、当時っぽい素朴な雰囲気を感じさせます。

 

鹿革を使用したギャランティー風デザインのパッチも洗濯、穿き込みを繰り返すようにすると風合いの変化が楽しめます。縫製糸は縫製の箇所によって番手(太さ)を変えており、より負荷のかかりやすい部分の強度が高められています。もちろん縫製糸には綿糸を使用しているので、デニム同様に洗濯、穿き込みで色落ちを楽しめます。