色落ちを楽しめるウェアハウスジーンズ

Lee ×ウェアハウス

 

101 COWBOY“TRIPLE NAME”は「トリプルネームのカウボーイ」という意味で、珍しいカウボーイパンツとなっています。時代はヘアオンハイドラベルが生まれた1936年前後ということで、かなり希少な過渡期のモデルなのが特徴です。

 

デザイン的には、左サイドに最初期の絵柄入り革ラベルがつき、右サイドには表革ラベルに代わって1936年から付けられるようになったヘアオンハイドです。

 

帯裏には「SHRUNK」のトリコロール織ネームもつきます。バックポケットはリベット留めではなく、Xカンとなっており、さらにサスペンダーボタンがつきます。

 

ヘアオンハイドが本格的に市場に出る前にテスト生産されたものであるのかどうかは不明ですが、LEEの101が独自の道を行く第一歩の時代のデニムです。

 

生地はムラ糸8番×ムラ糸8番で緯糸はグレーデニムです。

 

パンツだけではなくLINED-COWBOY JACKETというトップスもあります。これは1924年に「スリムジャケット」という名前で登場したカウボーイのためのショートデニムジャケットで、当時はトリプルステッチや大きなフロントポケットなど、ワークウェアとしてのデニムジャケットでした。

 

このモデルはトリプルステッチ、バックルバックという初期モデルから、ダブルステッチ、バックル無というモデルへと移行していくのですが、こうした背景を忠実に復刻した、まさにアーカイブと呼ぶにふさわしいアイテムとなっています。